お仕置き

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「翔君、今日は心配かけてしまって本当にごめんなさい。許してもらえますか?」 「俺がすげぇ心配したって事、ちゃんと分かってるんだな?本当に反省してるか?」 「はい、反省しています。だから、ちゃんと翔君に許してもらいたいんです。どうすれば、翔君の心の痛みを癒せますか?」 「……そうだな。吉田に触られた印を消毒出来たら許してやる。」 消毒って、どうすればいいの? 消毒液を使うなんて言ったら、翔君に笑われてしまう気がする。 「あの、消毒の方法を教えてもらえませんか?どんな事でもします。」 「ふっ、消毒の方法は一つしかねぇ。俺が重ねて印を付ける事だ。」 それで消毒が出来るの? 吉田さんに触れられて嫌な思いをした気持ちも消えるかな? 「翔君、もう一度印を付けて消毒してもらえますか?消えないぐらい沢山の印を付けて欲しいです。」 「ああ。お前は俺のものだと誰が見ても分かるぐらい、身体中に付けてやる。」 「っ、はい。」 「このまま抱き上げて寝室へ行くから、恥ずかしいならそのまま抱き着いてろ。」 「はい、分かりました。」 翔君は私を抱き上げたまま、寝室のドアを片手で開けて中に入ると、私を俯せにしてベッドに寝かせた。
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