第4章 やっぱりこうなるか………

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中には大勢の使用人が集まり、料理などがテーブルの上に置かれていた キオ「皆、今日は集まってくれてありがとう 今から宴を始めるが無礼講でいこうじゃないか」 歓声が上がる キオ「それと、ようやくモーキと別れることができる これを祝って宴を始めたいと思う では、乾杯!」 乾杯! その声でホールは包まれ、徐々に五月蝿くなってくる 俺は影桜を出して飲み始める キオ「たのしんでるか?」 コサメ「まぁな、一応家族としての食事が何回あるかも分からないからな 楽しめるうちに楽しむさ」 キオ「やっぱり、気がついたか」 コサメ「アイツが俺を牢に入れろって言ったからなぁ」 ここの法で、親が子に指定された言葉を言った場合は問答無用で離縁だからな キオ「本当に誤算だったよ あれさえなければ完璧だったのにな」 コサメ「でも、アイツが言わなかったら別れられなかったぞ?」 表面上は仲の良い家族を演じてたからな キオ「それもそうか、複雑だな」 コサメ「まぁ、出てく気はないから安心しろ」 キオ「そうか、でも縁が切れるのは辛いな」 コサメ「家名が変わるだけだ、気にすんな」 キオ「リュウも来たみたいだし、この話はここまでにしよう」 コサメ「ああ、分かった」
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