第一話

9/28
前へ
/100ページ
次へ
直輝先輩に近付きたくて毎日、陸上部の練習を見ていた。 今日だって、入学式準備のボランティアを直輝先輩がやるって聞いて、頑張って立候補した。 なのに。 私の気持ちには気付いてくれない。 苦しい。 涙が出そうだけど、今は我慢。 だって今泣いたら… 直輝先輩に心配掛けちゃうでしょ?
/100ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加