第一話

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それだけは駄目。 だから、上を向いて涙を零さないように。 直輝先輩に悟られないように、笑顔で。 「もちろん、いいですよ!」 そう応えるのが私の精一杯。 直輝先輩に この思いがどうか 届きますように。 …そんな願いを込めながら。
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