病んだあの娘と日常。

さては血祭り、夏祭り

俺「そんなわけで、ナイスボートと引き換えに花火大会に来た。着てしまった」

ヤンデレ「俺君～！」ｶﾗﾝｺﾛﾝ

俺「あっ、マジで浴衣なんすかヤンデレさん」ｼﾞｨｯ

ヤンデレ「そうだよ！お店で着付けてもらってきたんだ～」ｸﾙｯ

ヤンデレ「･･･どう？似合うかな？」もじっ

俺「あぁ～･･･」

（無表情を外面は装いつつも、その実俺はひどく動揺していた！！浴衣補正は女子を30％可愛く見せるという、しかしそれに付随してくるうちわの夏の装い、下駄の音！そして極めつけはいつもと違った印象の結い髪･･･！！！）

俺「えぇ～と･･･」ﾁﾗｯ

ヤンデレ「･･･」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

俺「･･･うん、悪くないんじゃね？」ｶｧｯ

ヤンデレ「ほんと！？よかった～！！」ぱぁっ

俺「うっ」（真っ赤）

ヤンデレ「どしたの？」ずいっ

俺「り、りんご飴！買う！」くるっ

ヤンデレ「あっ、ちょ、ちょっとまってよぉ～！」