53人が本棚に入れています
本棚に追加
叶目「危うく死にかけるところだった・・・」
なゆた「くっ・・・白刃取りさえされてなければっ・・・」
叶目「いかにハイレベルなバトル()であったかはお察しください」
なゆた「なんかもうだいぶ気が落ち着いてきたよ」
叶目「病み成分がぬけてきたんですね」
なゆた「まだむかむかするけど」
叶目「えー」
なゆた「あなたの目に映る女の子があたしだけだったらいいのに」
叶目「なんで」
なゆた「そしたら、あたしと一番話してくれるし、あたしのこと一番大事にしてくれるでしょ?」
叶目「ん~・・・」
叶目「それはちがうんじゃねーかな」
なゆた「え?」
叶目「自分以外の女がいなくなったってお前のことだけ大事にするとは限らないし、それはお前次第なんじゃないの?」
なゆた「・・・」
叶目「少なくとも俺は、今お前のこと、一番大事だと思ってるよ」
なゆた「・・・ふぇ」ボンッ
なゆた「・・・そうやって、ごまかしたって無駄なんだからっ・・・」ブツブツ・・・
叶目「あ、ばれた?」
なゆた「ばか」むすっ
最初のコメントを投稿しよう!