お兄ちゃん

2/7
前へ
/7ページ
次へ
私のお兄ちゃんは野球部期待のエースだった。 お兄ちゃんが投げる球は、瞬きする間にキャッチャーのグローブにおさまっていた。 誰もお兄ちゃんの球をバットに当てられなかった。 三振を取ったときのお兄ちゃんの笑顔はキラキラと輝いていた。 そんなお兄ちゃんの笑顔が大好きだった。
/7ページ

最初のコメントを投稿しよう!

8人が本棚に入れています
本棚に追加