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しばらくして、雄介が目を覚ました。
「・・・・・ん・・・・・ここは?」
かな「目が覚めたみたいね、どう?少しは落ち着いたかな?」
まろみ「ゆっ・・・雄介が、俺の雄介がぁ!!」
俺は混乱した、まぁ無理はないよな!?なんせ長くいた仲間がいきなりこんな姿になってはな。
「って言うかこの姿は一体どうなってんしゅかぁ?」
まろみ「俺の雄介が・・・俺の雄介が・・・・・」
すみれ「はぁい!!落ち着いた所でみんなこっちを注目!!」
すみれは突然大声で号令を掛けた。
3人はすみれに注目をする。
すみれ「雄介くん、あなたは今はもう雄介ではない、まろみんの時もそうだったけどあの元のままだと他の組織に目を付けられてからじゃ遅いのと、後はキミの修行にはならないからねぇ~~~、雄介くんキミには羅刹会の時とは別にココでしか体験出来ない事を経験して学んで欲しいわ。だからあなたもココで違う世界を見るのも必要なんじゃないかなって事で姿を変えさせてもらったわよ☆」
まろみ「・・・・・なんか俺の時と違ってずい分説明が丁寧だな、ってかむしろ俺の時は説明すらなかったがな」
かな「あんたの場合は言っても聞かないでしょまろみ」
まろみ「普通は聞かね~だろ!!!!!!そうだよな雄介!???」
少女化した雄介は、すみれの話を真剣に聞いていた・・・・・
まろみ「あれ?お~い・・・・雄介くん?」
かな「うるさいわよ、アンタは雄介くんを見習ったら?」
すみれ「まぁまろみんに関してはまろみんのままでいいじゃん、なんやかんやみんなに好かれてるし・・って事で話進めるよ」
まろみ「・・・・・なんか、日に日に俺の扱い雑になってるのはきのせいか?」
すみれ「さてと、まろみんは置いといて、雄介くんの名前をどうするかだねぇ?」
かな「まさかもう決めてあるとか?」
すみれ「いやぁ~それがまだなんだよねぇ、まさかこんなに幼くなるとは思ってもなかったから、まぁ見た目は・・・・・」
まろみ「まぁ今のすみれよりかは大人だな」
すみれ「だぁ~~!!!またそうやって私を子供扱い!!!まろみんのバカ、アホ」
まろみ「はぁ・・・・これだからガキの面倒は疲れるんだよ」
すみれ「・・・・また胸が大きくなったくせに」
まろみ「今はそれ関係ねぇだろ!!!!」
こうして、いつものように・・・うるさい時間が過ぎるのであった。
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