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その頃、スタジオ椿では。
すみれ「じゃーん☆☆雄介くんの新しい名前決定☆☆今回も思い付きで決めました☆☆」
まろみ「・・・はぁ」
かな「・・・・・っで彼の名前は??」
ジャガジャガジャガジャガ~♪
すみれ「さぁ雄介くん!!これがあなたの今日からの名前よ」
雄介に渡したのは俺の時と全く同じ身分証明書・・名前は・・・・。
『藍留結奈-アイルユナ-』
・・・すみれが決めそうな名だな。
「あい・・・る・・よう・・な?」
すみれ「ちがぁ~~う!!!ようなじゃなくてゆなだよゆな!!!自分の名前くらいささっと覚えなさいよ!!キミは羅刹会にいたんだからそんくらいすぐに覚えなさい!!!」
まろみ「いやいや、いきなりそんな事言ったってわかる訳ねぇだろ!?俺だってこんな格好になって飲み込むの大変だってのに・・・雄介の立場も考えてやれや」
すみれ「だぁかぁら、もう彼は雄介ではなくてゆななのよ!!!」
まろみ「だからいきなりこんな格好になってすぐに慣れろって言ってる方が間違ってるってんだよこのガキがぁ!!お前は実験成功していいだろうが雄介はどうなる!?お前俺も含めて雄介の気持ちまで考えてないだろ!?」
すみれ「え?まろみんの気持ちまで考えてゆとりなんか私にはありません・・結論まろみんだって今は今の姿に馴染んでるではないか!!」
まろみ「はぁ!?んな訳ねぇだろどアホが!!やむを得ないからこうしてんだらろ!!お前が総長の妹じゃなかったらとっくに殺めてるわぃ!!そうだよな雄介!?」
ゆな「兄貴・・・私、もう雄介じゃないよ?私はゆなだよ」
俺は少女化した雄介の一言で時間が止まったように唖然とした。
どうなってるんだ?
まろみ「・・・・・・え?」
ゆな「私も兄貴と同じ・・みんなの一員なんだよね?最初は驚いたけど、なんか大丈夫かも」
まろみ「・・・・・はい?」
すみれ「おぉ!!さすがはゆなちゃんではないかぁ!!すぐに慣れるとはまろみんと違って出来が素晴らしいわね」
かな「不思議ね、同じvirus兵器なのにまろみとなんでこんなに差がでるんだろう」
すみれ「まぁ細かい事はいいじゃない?とりあえずアキバの街を散策してきなよゆなちゃん!!まろみん、案内してあげなよ、あんたの舎弟でしょ」
まろみ「やっぱり俺かぃ!!」
こうして、俺とゆなは街を散策する事に・・。
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