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萬吉は当時は羅刹会の若頭、当時の総長の右腕の存在、雅人はアジトへ連れられ萬吉の部屋に入れられた。
「ろくに飯も喰ってないだろ？とりあえず飯喰いな」
萬吉は雅人に簡単な飯を与えた。
その飯にすぐに手を出そうとする雅人、しかし萬吉はその行動に怒りを覚えた。
「おい、飯喰う前はいただきますだろ？お前小学生でも出来るぞ！」
「・・・・いっ・・いただきます」
雅人は萬吉に言われるがままに挨拶をする、そして雅人は飯を喰って一口目で突然大泣きし出した。
まるで今まで溜めてきた全ての膿みを出すかのように。
「うめぇ・・・うめぇよぉ・・・」
その姿を見た萬吉は更に厳しく雅人をせめる、しかし萬吉の表情は安心感がある感じで。
「バカかお前は、泣くのは男の恥じらいだ！！今日その悔し涙絶対に忘れるな！！今日からお前は俺の舎弟にする、杉木組に復讐したいならまずは俺について来い！！一からみっちり教えてやるからな！！辛いと思うが最後まで付いて来い、因縁を果たしたいのならな」
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