第3話 意味のないイベントなう

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「なぁ、俺と逃げよーぜ!親友だろ!」 だから俺、お前と親友になった覚えないってwwww 「あっ、そろそろ開始の合図あるみたいだねー、んじゃ俺ステージに戻るねぇー、またねーゆぅ」 そう言って宮澤先輩はステージへ戻って行った 戻る際に周りからの黄色い声はものすごくなぜあの人が俺に興味を持つのかが全くもってわからなかった 面白いものとか俺何も持ってないw ステージにはいつの間にか会長が立っており 「おいお前ら、これからイベントを開始する、終わりの合図は放送で流す、それまでは存分に交流イベントを楽しんでくれ、じゃぁ、鬼はここに5分いろ、後の逃の奴らは5分までに逃げろ、では、開始だ」 と、いった その瞬間に放送でよくテレビなどで流されるような開始の合図が流れた、するとその場に居た数百名の逃役は一斉にその場から走り始めた 「よーっし!宮澤先輩には優は絶対渡さないぞ!逃げよう優!」 「おう!」 俺は斗真に一つ返事をすると一緒に走り出した 「ちょっ!おい待てよ!俺を置いて行くのか!?おい、待てってー!」 続いて高森も俺たちの後を追って走った 少しして 「逃げるって言ってもどこに隠れるか決めてるのか?」 俺が走りながら斗真に問う 「決めてない!」 いやwそんなドヤ顔されてもwww 「あっ!それなら俺いいとこ知ってるぞ!」 「いいとこ?」 「あぁ!今は使われてない教室で体育館の入り口が上からよく見えるんだ!そこからなら鬼が体育館から出てきてもみんなどこに走り出すかわかると思うぞ!」 お、おぉ!それはいい!役立たずだと思ってたけど意外と使えるじゃん高森! 「マジか!じゃぁ転校生くん!そこに案内してくれ!」 斗真が高森にそういうと 「俺は転校生だけど高森 翔真って名前があるんだぞ!?ちゃんと名前で呼べよ!友達だろ!?」 と吠えていた どうでもいいが こいつら走るの速い…!俺そろそろ体力が…
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