少年と少女の不思議なお話

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とある日のことミス研の『園児』こと 桜神柚李はいつもの様に公園を散歩していた。 『キイィィィ、ドンッ!』←なんの音だか分かります?(( いつもと変わらない風景でとても心地の良い風が吹く だが、そんな平凡な日常に『誰』かが轢かれた様な 不気味で心地の悪い音が公園__いや、街全体に 鳴り響く_そんな音が柚李にも聞こえた。勿論、 そんな音は人生初の体験で背筋が凍る。 音が聞こえた方角を見ると人が集まっていた。 そんな人達の肩から見えたのは『小学生くらいの男の子』が 血を流しながら倒れているではないか。トラックに轢かれた のだろうか。そんな少年が倒れている姿を写メで撮っていたり。 『ピーポーピーポー』 そんな時だった救急車のサイレンが耳に入ってきた。 誰かが連絡したのだろう。柚李はこう言った。 「カ○ロ○デ○ズみたい...てか、大丈夫ですか!!?」 誰も近寄らなかった少年に言うと、少年は 「痛い...」そう呟いた。うん、まあ、そりゃ... 「痛いよね、うん、馬鹿でも分かるから安心しなされ!」 なんかもの凄く馬鹿なこと言ったような気がする...(( すると少年は「あ、んた馬鹿なんだね...」そんな感じの 呆れた表情で言われる。流石にそれは酷い。酷過ぎる(( てか...周りの人の目線が怖い...そして、痛い... そんな表情に少年は「やっぱり、馬鹿だ。」 と、一人で納得している表情だが目は哀れな人を 見てるような感じがする。そんな目で私を 見ないでよ、少年......いや、こんな馬鹿なこと 言ってる暇なんてないか...((
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