第1幕

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「…ふぅん。僕と殺り合う気なんだ… 命知らずだね。」 チャキ 刀を構え相手に向き合うは華奢な身体に、髪を頭の高い位置で結ぶ1人の男。 対して敵は三人。 華奢な男を取り囲む様に刀を手にしていた。 だが、華奢な男の表情はどこか余裕がある。 「くっ…誰だか知らねぇが俺らを愚弄した罪はその命で償ってもらう!!」 「あれ?僕を知らないの? ふふっ…冥土の土産に教えてあげるよ… 新撰組一番隊組長 沖田 総司!!」 ガキンッッ 刀が交わる… 刹那、三人の男共が倒れこんだ。 「ぐぁっ… お、のれ………」 「あ~あ。せっかく名乗ってあげたのに… 死んじゃったら意味、ないね」 華奢な男が去った後には三人の屍が横たわるだけだった…
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