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「…ふぅん。僕と殺り合う気なんだ…
命知らずだね。」
チャキ
刀を構え相手に向き合うは華奢な身体に、髪を頭の高い位置で結ぶ1人の男。
対して敵は三人。
華奢な男を取り囲む様に刀を手にしていた。
だが、華奢な男の表情はどこか余裕がある。
「くっ…誰だか知らねぇが俺らを愚弄した罪はその命で償ってもらう!!」
「あれ?僕を知らないの?
ふふっ…冥土の土産に教えてあげるよ…
新撰組一番隊組長
沖田 総司!!」
ガキンッッ
刀が交わる…
刹那、三人の男共が倒れこんだ。
「ぐぁっ…
お、のれ………」
「あ~あ。せっかく名乗ってあげたのに…
死んじゃったら意味、ないね」
華奢な男が去った後には三人の屍が横たわるだけだった…
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