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「これ─・・・
土方さんが握ったんですか?
まずそうですね。
言われたとおり私は部屋に
戻って寝るとします。
素香さん
狼に襲われそうになったら
すぐ私の部屋にくるんですよ?
わかりました?」
私がコクリと頷くと
沖田さんはおやすみなさい。
といって部屋から出て行った。
「総司の野郎
なにいってやがるんだ。
おい、素香
お前もさっさと食って寝ろ。」
と言われ
そういえば何も食べていない
ことを思い出し
土方がつくったであろう
おにぎりを手に取る。
パクっ──
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