第2話

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「これ─・・・  土方さんが握ったんですか?  まずそうですね。  言われたとおり私は部屋に  戻って寝るとします。  素香さん  狼に襲われそうになったら  すぐ私の部屋にくるんですよ?  わかりました?」 私がコクリと頷くと 沖田さんはおやすみなさい。 といって部屋から出て行った。 「総司の野郎  なにいってやがるんだ。  おい、素香  お前もさっさと食って寝ろ。」 と言われ そういえば何も食べていない ことを思い出し 土方がつくったであろう おにぎりを手に取る。 パクっ──
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