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「斬る!?花梨さんそれは本気ですか!?」
「こういう時にふざけるのは私は嫌いだ。私の性格からわかると思うぞ」
「確かにそうですけど………」
「花梨違うの………上林君は悪くないの………」
「美琴!?光輝が悪くないならどうして泣いてるんだ!?まさか光輝を庇ってるわけじゃないよな!?」
美琴さんから花梨さんに説明をしてくれるみたいで本当に助かった。あのままオレから説明しても話を聞いてくれそうにないからな。まぁ、これでオレもゆっくり、
「あたしは光ちゃんから聞いておきたいよ」
できそうになかった。花梨さんと明日香だったら明らかに明日香の方が話を聞いてくれるからマシだけどなんか気まずい気がするのは気のせいであってほしい。
そこから明日香に説明したり、店の事務所に呼ばれて警察の人に事情を話したりとかなり疲れることだらけだった。
だが、これだけで終わらない。一番の問題は明日香の水着を選びに来たのに色々あったせいで目的を果たすことができなかったこと。
後日みんなと一緒に来て水着を買うことになったがオレは別の日に今回の埋め合わせをすることになった。オレは逆らえないから明日香に従うしかないんだよ。
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