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それからも麗の質問は続いていき、終わったのはちょうど食事が終わった頃くらいだった。
途中で栞さんにオレと麗が楽しく話しているのを見て恋人みたいって言われた時は驚いてしまったけどな。
麗はオレに質問してそれにオレが答えていっただけで満足したらしい。オレから同じような質問をしようとしたら食事も終わってしまったので聞けなかった。
今度機会があれば聞こうと思う。
………
……
…
次の日オレは学校に行くとまだそんなに人がいない教室で今日の授業の教科書やノートを準備していたらいきなりオレの携帯に着信を告げた。
誰からなのかを確認してみると琴音さんだったのですぐに出た。
「もしもし?琴音さんですか?」
『光輝おはよう。朝から電話をして悪いな』
「いえ、特にやることは無いですから大丈夫です。何かあったのですか?」
『そうなんだ。急ぎの用事があるんだが今すぐに理事長室に来れるか?』
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