宿の一室にて。

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「うぅん、素敵っ! ビックリしただけよ。 なるほどねぇ、戦乙女の武器なのねぇ」 首がもげそうなくらい横に振って否定してくださった。 ありがたいけど、そこまでしなくても大丈夫ですよ、ルゥさんや。 「あぁ、このくらいなら俺らがつけてても違和感ねぇんじゃねぇか? ちょっとつけてみても良いか?」 お、つけてみてくれるならそれが一番早いかな? 「どうぞ。 手に取ったものは、そのままそれはロイドさんの分にしてくださって構いませんよ」 「……私も、つける」 「あっ、私も私もっ」 とりあえず、ルゥさん、アリスちゃんも各々好きなものを手にとってくれた。 正直かなりほっとしました。 「へぇ、これここの玉で長さが調整出来るようになってるのね! 便利じゃなぁい!」 おぉ、流石ルゥさん、目の付け所が違いますね。 「これなら邪魔にもなんねぇし、俺がつけてても変じゃねぇと思うんだが、どうだ?」 .
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