325人が本棚に入れています
本棚に追加
/283ページ
「考えてたより、ずっとあっさり了承もらえちゃったねー。」
夕飯が出来るまで私の部屋でしばし休憩中。
「そだね。あのパパが暴れたりするのは想像してなかったけど・・・。」
「それにしてもさ。お義父さんと先生、ちょーそっくりだね。
お義父さんもちょー可愛いんだもん。」
「ちょっと!!止めてよ。可愛いとか!!
パパが聞いたら怒るよ。」
「お義父さん。
先生と同じで怒っても可愛いのかなー。
会社で可愛いとかって言われないのかな。」
何か人のパパネタで楽しんでるし。
そして、護君が小学校のアルバムを見つけた。
「あっ。先生みっけ。
全然変わってないね。すっごい可愛いんだ。
同じクラスだったら、ずっと傍にいてチューしちゃうのに。」
眼を細めて愛おしそうにその子を見る。
そこには暗い顔した女の子。
男の子大っ嫌い全盛期の私がいる。
「アルバムなんて見るの久しぶりだな。
ちゃんと見た事なんてないかも。」
改めて自分の顔を見るとブスッとしてるスッゴク変な顔。
これのどこが可愛いんだか。
最初のコメントを投稿しよう!