一心同体

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「考えてたより、ずっとあっさり了承もらえちゃったねー。」 夕飯が出来るまで私の部屋でしばし休憩中。 「そだね。あのパパが暴れたりするのは想像してなかったけど・・・。」 「それにしてもさ。お義父さんと先生、ちょーそっくりだね。 お義父さんもちょー可愛いんだもん。」 「ちょっと!!止めてよ。可愛いとか!! パパが聞いたら怒るよ。」 「お義父さん。 先生と同じで怒っても可愛いのかなー。 会社で可愛いとかって言われないのかな。」 何か人のパパネタで楽しんでるし。 そして、護君が小学校のアルバムを見つけた。 「あっ。先生みっけ。 全然変わってないね。すっごい可愛いんだ。 同じクラスだったら、ずっと傍にいてチューしちゃうのに。」 眼を細めて愛おしそうにその子を見る。 そこには暗い顔した女の子。 男の子大っ嫌い全盛期の私がいる。 「アルバムなんて見るの久しぶりだな。 ちゃんと見た事なんてないかも。」 改めて自分の顔を見るとブスッとしてるスッゴク変な顔。 これのどこが可愛いんだか。
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