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その後、みんなで夕飯を食べて。
初の男の子に二人とも四苦八苦してたけど。
護君も「おいしい。先生の味と一緒だ。」と言ってたくさん食べてくれた。
夜になり、パパとママに見送られて家を後にした。
車を置く為に護君の家へ。
護君は着替えて、今日の結果をご両親に報告した。
そこには律君もいて。
「あっと言う間に抜かれた。」
とちょっと拗ねていたけど。
みんなと一緒に喜んでくれた。
「うーーーん。無事終了ーーー。」
もう寝るだけの護君がベッドの上で伸びながら言った。
隣に寝転がりながら話す。
「やっと心から休めるって感じ?」
「うん。」
私を引き寄せる。
「それにしても、意外とすんなり決まったもんだね。」
「そだね。私もてっきり反対されると思ってたのに。」
「ホントだよ。あわよくば結婚できると思ってたのになー。」
「クスクス・・・。話する前にあっさり了承もらっちゃったもんね。」
「うん。嬉しいんだけど、残念なような?
複雑な感じ。」
私を包むように抱きしめながら頭を撫でる。
その手がとっても優しくて、心地良くて瞼がどんどん重くなる。
今日は気を張ってたからな。
安心したら・・・。
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