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「ちがう。ねえねはこれ。」
さらに変な踊りをする芽生。
二人目って不思議だ。
一体、誰に似たんだろう。
私も護君も特におもしろいタイプじゃないんだけど。
芽生。面白すぎる。
大爆笑の三人。
護君は本当にいいパパ。
悪い事をしたらすっごく怖いけど、
よく褒めて、休みの日には遊びに行って、行事も大体来てくれて。
仕事の日もたまに早く帰ってきて、二人の話を良く聞いてくれて。
「じゃあ、パパご飯食べるから。
早く寝ろよー。
おやすみ。」
「「おやすみ。」」
二人にチューをして隣の和室から出てくる。
「芽生ってあれで大丈夫なの?」
「やっぱり心配になった?」
「だって、面白すぎでしょ。
誰に似たんだあれ。
あんなセンスの持ち主、オレ知らない。」
「双葉は五歳にしてはシュール過ぎだしね。」
「二人とも末恐ろしいよ。」
どうなっちゃうんだ黒崎家。
大丈夫なのか。
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