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そして粉々になった岩場には炎王龍がすでに突進の体制に入っていた。
「くそ、こんなに速くちゃうかつにモドリ玉も使えないな……。」
「戦うの?父さん。」
「いや、とりあえず足止めをして隙ができたらモドリ玉で逃げるぞ。」
そう言いバロンは突進してくる炎王龍に思いきり角竜剣を切りつけた。
ガォォァァァァ!!!!
その剣は炎王の左眼を切り、怯ませた。
「もう一撃!!!」
今度はォレがアギトを横に振り炎王龍の前足に切りつけた。
ガンッッッ!!!
しかしその堅殻はとても硬く安々と弾かれてしまった。
ガォォァァァァ!!!!
そしてォレはやつの突進をモロに受けてしまった。
「ガハァッッ」
「ユウ!!!!!」
バトルSの胴体は粉々に吹っ飛び、ユウはその場に倒れて動かなくなった。
「チッ!!」
バロンはユウのところに駆け寄りモドリ玉を使った。
が………。
炎王龍は容赦なく灼熱の火炎を吐いた。
「うわぁぁぁ!!!!」
バロンの鎧の背中は溶け、灰になり、そのまま背中を焼き付くした。
「父さん!!??」
二人はそのままモドリ玉の効果でキャンプに戻った。
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