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はずだった…………。
ユウがキャンプで目を覚ますとそこに父の姿はなかった……。
「父さんがいない………!?……助けなくちゃ!!」
ォレは無我夢中で走った。
クーラードリンクの効果は切れているのに不思議と暑さは感じない。
途中、父さんが倒したバサルモスにガブラスという小型の鳥竜が群がっていたがそんなの気にしない。
例の場所に着いた。
「父さん!!!!」
父は戦っていた……。
勇敢にもあの古龍を相手に一人で…。
かなりボロボロだった…。
自慢のディアブロSシリーズの鎧は原型がわからないほど。
しかしテオ・テスカトルの方も無傷じゃないようだ。最初に切られた左眼に加え傷が増えている。
炎王龍がォレの存在に気づいた。
「何で来たんだバカ野郎!!!!」
「ォレも戦う!!!」
「お前で勝てる相手じゃない!!逃げろ!!」
「嫌だ!!!」
そう言いォレは炎王龍に切りかかる。
カンッ!!
やはり歯が立たない。
そしてまた炎王龍の突進をくらってしまった。
体が動かない。
しかし炎王龍はォレにとどめをさそうとしている。
「もうダメか……。」
グシャァァァ!!
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