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馬車は今、密林の近くを走っている。
…………
ユウ「そういや……」
ソラ「ん?なんだ?」
ユウ「ォレらが一緒にどっか行く時って絶対に何かに襲われるよな(笑)」
ソラ「そうだな。昔ドスランポスの巣に間違って入っちまってお前の親父に助けられたこともあったっけ。」
ユウ「そんなこともあったなぁ…(笑)」
父さん………。
グギャァァオ!!
上の方から鳴き声がした。
噂をすればなんとやらか……。
ソラ「この声はイャンクックか?」
ユウ「そうみたいだな………。」
イャンクックとは
鳥のような小型の飛竜。
そしてとてもデカイ耳を持っており、小さな音でも敏感に反応する。
逆にそのよく聞こえる耳が弱点だったりもする……。
そしてイャンクックは大きな翼を広げ、馬車の数十メートル前で待ち構えている。
ユウ「このまま見過ごしてはくれなそうだから、ォレらの久々の再開を祝って狩っとくか。」
ソラ「そうだな。ちょうどイャンクックの素材も欲しかったところだ。」
そう言いォレたちは馬車を安全なところに避難させてイャンクックの前に出た。
ソラ「行くぞ、ユウ!!!」
ユウ「おぅ!!!」
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