目覚め

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「着いたぁ~!!」 そう言いォレは大きく伸びをする。 さすがに5時間も馬車で揺られるのは疲れる。 「で、これからどうするの?父さん。」 「ん~そうだな、まだ時間はあるから鉱石採掘でもするか。」 そう言いバロンはクーラードリンクを飲んだ。 クーラードリンクは暑さを一定時間やわらげてくれる不思議で便利な飲み物だ。 「さて、とりあえず行くか。」 そう言い父さんが先頭を歩く。 ~エリア7~ カンッッ!!カンッッ!! ドスン!!! 目の前から大きな板がはがれ落ちてきた。 「うわっ(汗)」 思わずォレは後ろに下がる。 「お、太古の板状の塊じゃないか✨今日はラッキーだな、ユウ。」 「やったぁ!!これで父さんに負けないくらい強い武器が作れるかな?」 「あぁ、作れるさ。きっととてもいい……」 グァォォォォォ!!!! 父さんの話は、その鳴き声に止められた。
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