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ここは滴奈と凪枝の教室。
滴奈「なぁ、昴」
凪枝「何?」
二人は昼休みに話をしていた。
滴奈「お前って俺と幼なじみだよな?」
凪枝「いや、そうだけど忘れたのか?」
滴奈「じゃあ何で!何でお前は男なんだよ!幼なじみは女子って決まってるだろうがぁ!」
凪枝「いや、知らねえよ!俺だって好きで男に産まれた訳じゃねぇよ!」
滴奈「まったく、使えない奴だなー、女子に産まれることもできないなんて」
凪枝「お前も男じゃねぇか」
滴奈「分かったよ、悪かったよ、この話は止めよう」
凪枝「わかればいい(俺だって女子の幼なじみとウハウハしたいのによぉ)」
滴奈「願望が言葉に出てるぞ」
言いながらいつも通りだな、と思う滴奈
滴奈・凪枝「「はぁ、女子の幼なじみ欲しいなぁ~」」
滴奈「そういえば、昨日から始まったアニメ見たか?」
凪枝「異世界がなんちゃらとか言うやつだろ?見た見た」
滴奈「異世界良いよな?異世界行きたいわー」
凪枝「ふぅん、行きたいのか」
「お前らいつまで話してるんだ!」
先生に言われて気づいた、もう5時間め始まってるじゃん。
なんと言い訳しようか
そうだ
滴奈「いや、少しお腹が痛「嘘だな?」
「はい、すいません」
マジかよあの先生読心術使いか?
昴はどうしたんだろうか?
凪枝の舎弟A「てめぇ、センコーのくせに凪枝様になんて口聞いてんだ!」
凪枝の舎弟B「そうだそうだ、
あいつは舎弟的なやついて良いよな
俺あんまり友達いないし、あんまりかっこいい訳じゃないし、あんまり身長高い訳じゃないし、てかあんまり多いな!
――5時限目終了――
結局俺らは読心術野郎に怒られました。てへぺろ
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