俺と幽也

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なぜ、俺と幽也がこのような関係になったのかは3ヶ月前に遡る 「おい、秋吉……ちょっと来い」 もうすぐ夏が始まりそうな6月 俺は不良のリーダー格に声をかけられた 「何か用?」 不良が嫌いな俺は少し相手を睨みつける しかし、その質問には答えず 「…………っ!?」 腕を無理矢理引かれ、そのまま人気の無い屋上へ連れられた 「どーいうつもりだよっ!!」 ようやく離された手首は強く握られ、アザになっていた 「……っ、秋吉が悪いんだよ//」 グイッと顎を持ち上げられたまま固定され、そのままヤローの顔が近づいて来た ……頭突きか? 覚悟を決めてギュッと目を瞑ると
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