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――イヤだ
―――違う
――――俺が求めてるのは、そんな答えじゃない
首を横に振り、耳を塞ぐ
俺は、只……幽也に会いたいだけなんだ
俺は、只……幽也の居場所を知りたいだけなんだ
塞ぎ混んだ俺に、幽也の父は手のひらサイズの袋を大切そうに取り出して
「これは、秋吉くんが持っていなさい」
袋の中身を……
『漆黒のチョーカー』を俺に差し出した
「……ぅ、あ……」
それは間違いなく、幽也がいつも身につけていたもので……
「……っ、あ、あぁ……」
そのチョーカーには、乾いて黒くなった血痕が生々しく残っていて
「……っ、ぅあ……あぁぁぁぁぁあ
あああああっ……
あは、はは……ははははは……
っう……や、ぁあああああああっ！！」
――
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