書籍化記念座談会

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花子「皆様、こんばんは。雨宮探偵事務所助手兼、座談会進行役の杉山花子です。どうぞよろしくお願いします」 雨宮「そして俺が主役の雨宮翔だ。よろしくな!」 ななか「今さら自己紹介なんかいりませんの! ここまで読んだ人なら分かりきっているに決まってますの!」 羽鳥「まあまあ、形式的なものですから」 赤原「礼と言うものは尽くせば尽くすだけ良いものだよ。愛情は注げば注ぐだけ、心を暖めてくれるのだから」 灰野「お前はもう少し自己主張を抑えた方がいいな。あれだろう。お前の好きなバラだって、水をあげすぎれば枯れてしまう。何事も節度が必要だ。具体的には、人前でイチャイチャするのはやめろ」 小花「イチャイチャ……はうぅ」 大木「灰野さん、良いこといいました~。そうです、花を育てるには優しさだけでなく知識も必要なんですよ」 姫子「そうよ。愛なんかで腹は膨れない。何事にも大事なのは、頭脳よ」 アリア「ふふっ。でも、愛を信じるってのはロマンティックよね。そういう人に悪い人はいない気がするわ」 白原「そう、さすがアリアさん。分かってる! 男だけど、男だけど」 雨宮「いきなり本編と関係ない話で盛り上がり始めたな」 花子「先生……私、このメンバーを纏めて進行していく自信がありません」 羽鳥「大丈夫ですよ、あなたならできます。自分を信じてください」 花子「あ、は、はい!」 ななか「……むっ。ともかくですの! 今回はメンバー紹介だけだから、別に脈絡なんか無くても構いませんの! 次回からはきちんと一つのテーマに沿って話しますのよ! もし聞きたいことやネタにして欲しいことがあれば、伝言板でもひとこと感想でもコメントでも何でもいいから伝えてくれれば、採用するかもしれませんの! 以上ですの!」 花子「私の仕事とられました……」 雨宮「複雑な乙女心だな」 ななか「ふんどしは黙ってますの!」
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