prologue

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なぜかオレを急かす順平だったが何をしようとしてるのかが全くわからない。そんなに早く部室に行っても普段通りだと思うんだがな。 部室にはやはりオレ達が一番乗りだったみたいなのでヘルプ部に進路指導担当の先生が依頼してきた新入生用の資料作りをしながら順平と話すことにした。 「今日はそんなに急いでるけど何かあるのか?あるならちゃんと言っておけよ。その方が後で美琴さんや花梨さんが困らないからな」 「実は光輝に相談したいことがあるんだよ」 「オレに?やっぱり何かしたのか?」 「何かしたって程のことじゃないけど明日沙奈がオレの家に泊まるんだよ」 「ふーん、そうなんだ………」 「驚かないのか?」 「いや、これでも驚いてるよ。これで明後日の新聞やニュースの内容がわかったからな」 「そっちかよ!!もっと他に驚くべきことがあっただろ!!」
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