prologue

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オレと順平がこそこそと会話しているのを見つけた明日香によってみんなにばれてしまった。当然のことながら何か言おうとしたがすぐに言葉が浮かばはい。 それが逆に自分達を追い詰めていた。 「あんた達何を企んでるのよ?」 「別に何も企んでないからな。優希は疑いすぎだって」 「優希が疑うのもしょうがないよね。なんか光ちゃん怪しいもん」 明日香だけでなく優希までオレのことを疑ってるからめんどくさいことが起こりそうだとなんとなくわかっていた。 順平に助けを求めようとしたがそれは無理だった。 「私には隠し事をしないって言ってましたよね?あれは嘘ですか?」 「嘘じゃないって。それにオレは隠し事をしてないから別に沙奈に言わないといけないことなんか最初から無いからな」 「順平君は嘘をつくと目が上を向きますよ」 「嘘!?」
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