prologue

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「まずはそこにある一クラス分の時間割りを確認して。これがそのクラスの時間割りだから」 オレは桜ちゃんに言われた通りに確認作業に入った。やることはまずはクラスの確認。次に時間割りが正しいかをチェック。最後に印刷がちゃんとできているかを確認しながら枚数のチェック。 桜ちゃんはどんどんと印刷してくるからオレは急ぎながらもちゃんと作業をこなしていく。 オレが一通り終える頃には新しいクラスの分が出来上がるので休憩しないでやることになったが別に苦にはならなかった。 作業が簡単で疲れるとしたら目くらいだからかもしれない。数が多いから目の疲労は避けられないが別に身体を動かしてるわけじゃないから身体が疲れたとは思わない。 でも同じ作業だからこそミスを減らさないといけないと思う。複雑なことがない時なんか特にそうだ。 しばらく黙々とやっていたら気がついたら全クラス分の時間割りは終わっていた。この時で既に作業を開始して一時間は経過した。 「光輝君少し休む?それともすぐに他のことをやる?」 「先に終わらせた方が後が楽になると思うので続けて大丈夫です」 「わかった。すぐに作業開始よ」
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