prologue

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「麗は今忙しいと思うから会うのは無理だな。部活見学の時に来れば会えるかもしれないぞ」 「残念です………」 見るからに残念そうにしているがこればかりはしかたないだろう。オレにはどうすることもできない。 「麗さんは私の憧れですから今度絶対に会ってみせます!!」 落ち込んだりやる気になったりと忙しいな。もう少し落ち着いてほしいものだな。 「池田さんもそろそろここから出て「光輝いるか?」 池田さんを帰そうと思って声をかけたらタイミングが悪く花梨さんがここに来たではないか 。花梨さんを見ただけで興奮しそうな人物が目の前にいるから会わせたくはなかったのに。 「西条 花梨さんですか?」 「うむ、私がそうだ。君は確か新入生の池田 美智香さんじゃないか。今日はまだ入学式じゃないからここにいるべきではないんだがどうしている?」 「今日は入学式の打ち合わせに来ました。私のことは美智香でいいですよ、花梨先輩」
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