1話

7/7
前へ
/15ページ
次へ
トロス博士 「みんな頑張ってるからね」 バラッド 「・・・」 ウィーン! 入るとそこには・・・。 ハリー 「やあ?リノン、今日も綺麗だね」 リノン 「なんでアンタがいるのよ」 ハリー 「愛の力さ」 レン 「誰ですか?」 ハリー 「む?ああ、貴様か!黒き稲妻っていうのは!」 レン 「ええ、まあ」 ハリー 「言っておくが、リノンは渡さんからな!!?」 リノン 「ハァ・・・」 ベンジャミン 『ハリー、リノンが呆れているわよ?』 セバスチャン 『まあ、何時もの事だがな』 レン 「いや、狙ってないから」 ハリー 「本当だろうな?!」 レン 「ああ、嘘をついてどうする」 ハリー 「なら、良い!だが、しかし、もしもの時はー」 ビット 「さっさと頼もうぜー?」 バラッド 「賛成だな」 レン 「右に同じく」 ハリー 「って、おい!無視かよ!」 レン 「ああ、ごめん」 ハリー 「ええい!こうなったらバトルだ!」 ベンジャミン 『無理よ、ハリー』 セバスチャン 『我々とのクラスの差は歴然だぞ』 ズンッと重くのしかかる。 レン 「そういえば、彼はどのクラスなんだ?」 リノン 「Bクラスよ」 レン 「ああ」 ハリー 「クソーッ!」 悔しがるハリー達をよそに食事を注文する皆。 同時刻。 違う街。 ??? 「黒き稲妻、か・・・家を出て一人前のゾイド乗りを目指すか、笑える夢だが、ここまで来たか・・・ジュリア」 ジュリア 「はい、お父様」 小柄な少女が応える。 ??? 「今度は大暴れしてきなさい」 ジュリア 「良いの?」 ??? 「ああ、お兄ちゃんも喜ぶぞ?」 ジュリア 「うん、頑張るね!」 タタタタタタタッ 小走りに部屋を出る。 ??? 「遺跡で発掘したジェノブレイカーのデータを基に作った、私の作品で暴れさせてもらおうか?レン」 ジュリアは格納庫でゾイドを見上げる。 ジュリア 「お父様が暴れても良いって♪」 ??? 『グォオオオオオオオ!!!』 ジュリア 「楽しみだね?ジェノセイバー」
/15ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7人が本棚に入れています
本棚に追加