リースのお色気大作戦

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  「アル! ダ、ダメ! そこは絶対ダメぇっ!」 リースの懇願を無視し、アルの手はリースのショートパンツを引き下ろしにかかる。 必死でそれを押さえて抵抗しようとするリース。 少しずつずれていくショートパンツの隙間から、ピンクのしましまパンツが覗く。 どうやら、下の方は履いていたらしい。 「ち、ちょっと本当にダメ! いい加減に……ひゃぁぁぁっ!」 しかし、そうしながらも、アルの舌は変わらず、リースの胸を刺激し続ける。 段々と力が入らなくなる感覚に、リースは本当の危機を感じていた。 「リース……リース……」 「や、やだやだやだやだあっ! こんなのアルじゃない! どうしちゃったのよぉ……」 ククリーに迫られた時ですら、何とか踏みとどまったアルだが、今は完全に理性を失っていた。 先ほどからずっとシェリスの事を考え、悶々としていたアルが、最近になって女性として意識し始めたリースの扇情的な姿を見て、辛抱たまらなくなったのである。 ここ数日、シェリスからの誘惑は勿論、ククリーやキャミィ、そしてリースなどからのエロトラブルにも巻き込まれていた挙げ句に、全て未遂という生殺しな状況も、アルの暴走の一因となっている。 〝誘う方が悪い〟などという大義名分まで手にしてしまったアルを止める術はリースには無い。 「いやああああ!」 そしてついに、リースを守るショートパンツが、アルの手に奪われてしまった。  
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