テンプレのテンプレによるテンプレな事象(/ω\)

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そう言って神に頭を下げるダン。それを見てセレナは悔しそうにしている。そしてそれを見て神はさらに厭らしい顔をしながら言った。  神「そんな事で神である我らに許しをもらえる訳がないだろう!甘えるなよ人間。世の中はそんなに甘くは出来ていない。さぁこの女共は貰い受けるぞ!さぁ来い!」 そう言って神はあろうことか私の主であるセレナの腕を掴んで引っ張った。だが、セレナは何も言わずに引っ張られる。  神「素直じゃないか。ハハハ、貴様はもう諦めている様で感心だ。お前の親はまだ諦めきれない様だがな。」  ダ「おい!僕の娘を話してもらおうか。例え神だろうが、そこまでされて下手に出ている程親は弱くない!」 ……………私が空気な件。というかこの神女共とか言いながら、私のことを特上と言いながら手にもったのがセレナってどういう事?喧嘩を売っているのカナ?というか別にもたれても嬉しくないけど無視されるのはイラっと来たな☆ うん、そろそろ定番の定番。テンプレのテンプレである魔盲少女の魔力開放タイム~? うん、ごめん流石に気持ち悪いですね。本当にごめんなさい。後悔しかしない私ですね。はい。 アキ「はぁい注も~く。さて二人の意見とか意思とか聞いた結果。二人とも合格だったのでご褒美をあげようと思いま~す。さてセレナを返してね神様。」  神「!何をする。お前も来るのだ。でなければこの世界にいる人間を全て殺すぞ。人間が束になろうが神である我々には関係など無いのだからな。分かったなら早く来い!」 さて、神が何かほざいているがそれはひとまず置いておくとして、私はセレナと向き合う。 アキ「さて、セレナ。今から魔力とかを開放するけど一つだけ約束しよう。絶対に力に溺れちゃいけないからね。分かった?」 私がそう聞くとコクリと頷く。それを見て安心しながら結界を張る。それの中に私、セレナそして神が入ってそれ以外、つまりはダンを出して神滅級の結界を張る。その結界を見て神の顔がビックリしたという顔になる。何故なら普通の人間に神滅級の結界など張れるはずが無いのだから当然と言えば当然だ。 アキ「さて始めるよ。開放したら血液を思い浮かべてね。血液循環みたいに魔力は流れているから。それじゃあ。開放。」  セ「!うぅ。うわぁぁぁぁ!」
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