テンプレのテンプレによるテンプレな事象(/ω\)

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私が説明してあげたのに神の頭の上には?という感じに分かっていない。私はそんな神を見てつい本音が出てしまった。 アキ「そんな事だから、人間に負けるのよ。大体今ので分からないならそこまでだね。」  神「……………殺す。殺す殺すコロスコロスコロス………………………」 私が言ったらいきなり黙り出して、そのあとブツブツと何かを唱えるかの様に殺すと連呼しだした。セレナはそんな神を哀れんだ目で見ながら言ってきた。  セ「そろそろ終わらせないと帰って料理ができなくなりますよ。アキも美味しいものが食べたいと思いませんか?思うなら早く終わらせて下さいね。私はもう戦えないので。」 そう言ってダンの近くの結界のギリギリの所で三角座りをして私を待つ。それは神に対しての挑発だと気づかないセレナは最強の天然だと思います。まぁそんな事を思いながらセレナの美味しい料理というのが気になるので終わらせよう。 アキ「さて、料理が気になるから終わらせるよ。存在の解析。解除。さようなら下級の神様。」  神「なんだこれはつま先から消えていくだと!どうなっている!止めろ!あぁぁぁ!……………。」 それを最後に神様は消滅した。文字通りこの世から完全に完璧に塵も残さず消し飛んだ。 アキ「セレナ、終わったよ。それじゃ、帰ろっか。約束通り料理してもらうからね。」  セ「わかりましたけど、今のは一体どう言う原理何ですか?私には魔力を使った痕跡が見えないのですけど。」 アキ「そりゃあ、魔力なんて使ってないから感じ取れる訳が無いよ。今のは魔眼と言って魔力を使わなくても扱える所謂特殊技能といった所ですから気にしないでいいよ。」 私がそう言うとそういうものですか。と言って話を終わらせた。終わらせた所で現状を再確認してみよう。今居るのは校長室。神様との試合とかあって場所の感覚がなくなっているかもしれないが、ここ室内だからね。校長室だから。そう思うと室内でもの凄い質量の火と水がぶつかって私の結界が張ってあったとは言え良く保ったものだ。  セ「そういえばお父様は一体どうなったんですか?結界の外でしたよね?なのに何で泡を吹いているのですか?」 アキ「それは、簡単に言えば神を殺した訳だから世界からの修正作用でこのことを普通の人間には記憶から排除されるんだよ。」
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