アキの使い魔としての日常(^^♪

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そう言って中に入って行ったトキノ。トキノが入ると教室がシーンと完全に静まり返った。  ト「皆さんいますね。今日は副担任の先生が新しくこのクラスに来ることになりました。入ってきてもらうので静かに。それでは入ってきて下さい。」 アキ「失礼します。今日からこのクラスの副担任になりました。アキ・カミイです。教える科目は魔法戦闘と魔法学を教える事になってます。ついでにセレナの使い魔をしています。どうぞよろしく。」 私が教室に入ると(特に男子が)大きな声を出した。大きい声を出した理由は転校生とかでよくある事なので言わずもわかるでしょう。 そして私が自己紹介とかをするとシーンと今度は音が消えた。使い魔が先生をするということにビックリもしくは疑問を感じているのだろう。まぁ無理もない。むしろ正常だ。私も全然納得してないし。 さて、こんな事をしていても時間がもったいないので皆にはフリーズから冷めてもらう為にトキノに話を始めてもらおう。 アキ「私の話はこれで終わっていいのでトキノ先生話を戻してください。私は後ろでいます。」  ト「分かりました。では、話を戻します。これから皆さん第一体育館に向かって下さい。そこで模擬戦を行います。使い魔、魔武器ありの戦闘になりますので、そのつもりで。以上解散。」 そう言ってトキノは部屋を出て行った。私もトキノに付いていくために部屋を出ようとしたのだが、生徒達が私の周りを囲っていた。 男1「あのアキ先生は使い魔なんですよね?何で教師をしてるんですか?」 男2「先生は彼氏とかいますか?もしいないなら俺と付き合ってください!」 女1「先生の種族は何ですか?」 女2「先生!女のこに興味ありませんか?私とにゃんにゃんしませんか?」 おいコラ、女子2にゃんにゃんって何だ!私は元男だけど、百合が好きでは無いそ!というかそういう事を女の子が言ってはいけません! アキ「そんな事よりもはやく行かないと遅刻になってしまうので早く行ってくださいね。」 私がそう言うと皆が時計を見て顔を真っ青にして走り出した。全員が行ったのを見てから私はトキノの魔力を探知してそこに転移した。
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