第二章

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「それより、学校に行きたいんだが道を教えてくれないか?秋からここの高校に通うんだが道に迷ってしまってね。疲れたからここで一休みしていたんだ。」 どうやら胡蝶さんは高校生らしい。 「高校はありますが、ここから歩いて一時間くらいの隣街の近くですよ。」 彼女は手を顎に当て、ふむ。と唸った。 本当におじさん臭い。 「一時間か。まぁ、悪くない。行こうか」 そうして私たちは歩き出した。
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