第二章

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学校へ向かう途中、胡蝶さんは簡単な自己紹介をしてくれた。どうやら、私の一個下だったらしい。遥と同い年だ。彼女は「敬語で話そうか?」と言ったが別に年上面がしたい訳ではないので断った。 そして、胡蝶さんの家系は代々この村に住んでいたらしい。しかし、なぜか50年位前から別の場所に移ってしまったのだという。 なぜ自分の一族は移り住むことになったのか。 この村で何が起こったのか。 そういう理由でこの村の過去に興味を持ち、ここにやって来たらしい。
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