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「ふあーーーーーー」
俺は、大きなあくびをして、
起き上がった。
時計を確認すると、
夜の8時半だった。
花火は、9時からで、
最後の1発は、
その10分後に上がる。
寝過ごさなくて、
良かったよ、
一人で見るにしても、
この花火は、
5年に1回だけしか見れないし。
俺は、雑誌などをあさって、
9時まで暇を潰そうとした。
ガチャ
「守、大変だ!」
朝日と一緒にいたはずの雄太が
俺の家に戻ってきた。
「どうした?」
「朝日とはぐれたんだ」
俺は、慌てて、
朝日を探しに行こうとした。
「あっ守、
お前が先に朝日にあったら、
これを渡してくれ」
雄太は、
一枚の手紙を渡してきた。
「オッケイ」
俺たちは、
二手に分かれて、
走り出した。
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