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ようやく登りきり、
神社の裏へとまわった。
「朝日、、、」
「守?」
朝日は、
神社の裏にひとつだけある
ベンチに座っていた。
「雄太は?一緒じゃないの?」
「え?雄太がお前とはぐれたからって」
「雄太はやっぱり、
守も一緒にみようって、
守の家にいったはずだけど?」
「え?
あ、そうだ、
これ、雄太から」
俺は、雄太から渡すように
頼まれた手紙を
朝日に渡した。
俺たちは、
雄太からの手紙を
ケータイの明かりで照らしながら、
読んでいった。
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