造花が笑うようです

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――――― 時間をその1週間後まで進めよう。 場所は同じく食堂。 少し冷房が効きすぎていた事を覚えている。 从 ゚∀从「またそれか?」 盆休みを控えた時期であり、斑に人がいる空間にて、高岡が目の前に着席した。 視線は僕の塩鯖定食を射抜いている。 ( ・∀・)「魚が好きなんだ」 从 ゚∀从「肉も良いもんだぞ。旨いぞ」 焼き肉定食を選んでいた高岡。 早速、レモンを手に取りメインディッシュに満遍なくそれを掛けた。 ( ・∀・)「それでなんかあったの?」 肉を頬張る高岡に問い掛ける。 空いた席があるというのに、わざわざ目の前に座ったのだ。 それ相応の話があるのでは無いだろうか。 从 ゚∀从「ご明察だねモララー君。君には付け合わせのミニトマトをあげよう」 ( ・∀・)「イラネ…で、どうした?」 片方の腕で頬杖を突き、キャベツに箸を入れる。 持ち上げたり、広げたりしながら、やっと口を開いたのはその黄緑の山が平地と化した頃だった。 从 ゚∀从「花が笑ったんだよ」 ―――――
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