100人が本棚に入れています
本棚に追加
―――――
時間をその1週間後まで進めよう。
場所は同じく食堂。
少し冷房が効きすぎていた事を覚えている。
从 ゚∀从「またそれか?」
盆休みを控えた時期であり、斑に人がいる空間にて、高岡が目の前に着席した。
視線は僕の塩鯖定食を射抜いている。
( ・∀・)「魚が好きなんだ」
从 ゚∀从「肉も良いもんだぞ。旨いぞ」
焼き肉定食を選んでいた高岡。
早速、レモンを手に取りメインディッシュに満遍なくそれを掛けた。
( ・∀・)「それでなんかあったの?」
肉を頬張る高岡に問い掛ける。
空いた席があるというのに、わざわざ目の前に座ったのだ。
それ相応の話があるのでは無いだろうか。
从 ゚∀从「ご明察だねモララー君。君には付け合わせのミニトマトをあげよう」
( ・∀・)「イラネ…で、どうした?」
片方の腕で頬杖を突き、キャベツに箸を入れる。
持ち上げたり、広げたりしながら、やっと口を開いたのはその黄緑の山が平地と化した頃だった。
从 ゚∀从「花が笑ったんだよ」
―――――
最初のコメントを投稿しよう!