あとがき

2/3
前へ
/178ページ
次へ
 おはようございます。  こんにちは。こんばんは。  初めまして。お久し振りです。  いずれにあてはまるか分からないので、思い付く限りのご挨拶を。  そして、最期までお付き合い有難うございました。  今回の君影草に願うは、新撰組を離れ同じ時代同じ場所を生きた町人感情と、沖田さんの幻の恋人・石井秩さんに焦点を合わせたお話でした。  如何でしたでしょうか?  私の作品としては史実が少なかったのですが、楽しんで頂けましたら幸いです。  先ずは公開して直ぐに諸事情により、タイトル変更を致しました。  その時に新しいタイトルが浮かばず悩む私に、「読んでみて、君影草が浮かんだよ」と、優しくアドバス下さったクリエイター様がいらっしゃいます。  【夢想花、影法師】などの作品を書いていらっしゃる「桜柚様」です。  とても素敵なアドバスを頂き、タイトルが「君影草に願う ー愛し君とー」になったのですが・・・  タイトルのみに収まらず、お話のKeyにまでなってしまいました(笑)  有難うございました。  では、今回も少しだけお話のネタばらしを!  先ずは、浜崎新三郎、トク夫妻から。  浜崎新三郎さん宅は、新撰組の医科手当所として、壬生にあったと言われています。  町医であったとも伝わっています。  そして、肝心の石井秩さん。  光縁寺の山南さんのお墓の隣の、沖田氏縁者様のお墓に眠ると、一説で言われている方です。  以前に光縁寺の住職様とお話させて頂きました時に、住職様も沖田さんの恋人のお墓ですとおっしゃって居た事が印象に残っています。  さてこの秩さん、あまりに史料が無い。  未亡人で、ゆきと言う連れ子がいたと言うくらい。  そこで今回は浜崎新三郎さん宅に伝わる 「アバタはあったが美人だった」 と、言うお話から人物像を膨らませて頂きました。  そして、現代人の私達とは余りに違う感情を新撰組に寄せていた京の人々。  今更ながら、新撰組は辛い立場にあったのだと痛感させられました。  その事が少しでも伝わっていると良いのですが・・・  
/178ページ

最初のコメントを投稿しよう!

508人が本棚に入れています
本棚に追加