二月二十一日

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(逆に、一緒に合コン行こうって言われる方が困るしね) そんなあっさりしたみつるに対して、亜美は尚も申し訳なさそうである。 そんな彼女を手を振って見送り、さて、とみつるは鞄を持った。そして、久しぶりに図書室にでも行くかと階段へと向かったところ――。 「……ん?」 視界の隅に入った物に、ふと引っ掛かった。
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