第3話

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そのまま、じっと見つめ合い、大輔が 顔を近付け…梨香を右に向かせ、 左手でそっと髪をさわった。 ? ? ? 「失礼しました、髪になにかついて いましたので。」 梨香は真っ赤な顔をして、固まって いる。 「では、私も着替えてまいります。 朝食はいつも通りで、宜しい でしょうか?」 と、言いながら大輔は扉に向かった。 「はい、いつも通りで、……」 「洋服は、私が選んだのを着て くださいね。」 そういい残すと、大輔は、部屋から 出ていった。
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