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「色はなんでもいいんだけど、
あんまり派手なのはちょっと…。」
「そうですか、梨香お嬢様はお綺麗
ですから何でもお似合いになられると
思いますが、お年の割には多少、
地味なお洋服が多いですね。
赤やピンク等はお嫌いですか?」
また、じーっとこっち見てるし、今、
さらっと綺麗とか言ってなかった。
ちょっとそんな見つめないで、顔が
赤くなってるんじゃ、えっ、なんで
寄って来るの???
葉山は梨香をじっと見つめたまんま
ゆっくりと近づいてきた。
そして、目の前まで来ると、梨香の
顎に手をあて、そっと持ち上げた。
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