のんびり姉貴 1

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<電話で> 「もしもし、愚弟今帰宅中ですか?」 「…え、うん そうだけど? それがどうしたの?」 「今日は生徒会の仕事が遅くなりそうなので先に食べておいてくれませんか? 私は帰るのが8時を過ぎると思いますし、待たせるのも悪いですしね」 「あ~そうなんだ…それなら待ってるよ」 「え、遅くなっちゃいますよ?  待ってる間にお腹すいてお姉ちゃんを食べないでくださいね?」 「食べないから…大丈夫だよ 今日は昼ご飯結構食べたからね 姉さんは気にせず頑張って!」 「頑張るも何も頑張るのは私じゃなくて部下たちですよ? 私は座ってコーヒーでも飲んでればいいんですから」 「働け生徒会長!! もう…別に他校のことを悪く言うつもりは無いけど役員たちみんな姉さんに甘いよね…」 「それはそうですよだってみんな私のこと大好きですもの」 「はぁ…このナルシストは…取り合えず僕は待ってるからね」 「そうですか…あなたがそこまで言うのでしたら今日は奮発していっぱい萌やしを買いますね!」 「…やっぱり先に食べていようかな」
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