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〈次の日曜日〉
「というわけでやってきましたランジェリーショップ」
「…待って 何で僕を連れてきたの? 親友さんと来ればいいでしょ!」
「駄目です だってあの子にあったら愚弟セクハラしちゃいそうですし…」
「(僕を連れてくることは前提なのね…)ふぅん…この間から思ってたけどその親友って副会長さんなの?」
「いいえ、副会長は先輩ですし男ですからランジェリーショップなんて一緒に行くわけがないじゃないですか馬鹿野郎」
「じゃあ何で僕を連れてきたの? 姉さん…ぼく男だよ? しかも男の娘に見えない完全な男だよ?」
「そんなことは百も承知ですよ馬鹿野郎 今日あなたを連れてきたのは荷物持ちですから」
「え? そんなにブラジャーを買うの…?」
「人前で恥ずかしいことを言わないでください…// それだけなら私一人で来れますよ…あなたを連れてきたのはほかにいろいろ買うものがあるからです」
「ふぅん、ところで姉さん…カップ数はいくつくらいで?」
「ぐ、愚弟…恥ずかしいからやめてください////」
「はいはい、言わないから今日の晩御飯は?」
「…分かりました 外で食べに行きましょう」
「やったあ! 姉さんありがとう!!」
「(公然セクハラを許容するほど萌やしが嫌だったんですかね?ちょっとショックです…)」
「あ、もしかしてお金あんまりなかったの…? ごめんね無理言って…」
「ち、違いますよ それより何がいいですか愚弟 萌やしたっぷりですか? 萌やしたっぷりなんですか!!」
「いや、意味が分からないから…じゃあファミレスで」
「うわ…シンプル…つまんね」
「姉さんいつもの口調は? そこまで嫌だったの?」
「…さぁ買い物に行くぞ愚弟」
「あ、僕は愚弟のままなんだね…はいはい今行きますよお姉ちゃん」
「…(お姉…ちゃん?)寒っ」
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