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「それに、こう狭い部屋の中じゃ、銃よりナイフの方が適している。お前、なかなか研究したな。正解だ。だが……」
そう言いながら、更に強く腕をねじり上げた。
「真正面からおれに戦いを挑むなんて、不合格もいいところだ。ワーウルフになって3年やそこらのガキが、200年も修羅場をくぐって生き抜いてきたおれ様に勝てるわけがないだろ?」
そう言い終えた瞬間、背中に激痛が走る。
「ぐぁ!!」
胸の真ん中から銀色の刃が突き出し、血しぶきとともに、ロケットのチェーンが引きちぎれた。
床に落ちたロケットの蓋が開き、中から愛娘ロゼッタの笑顔が覗く。
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