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第二章 魔法が使えない
俺「やぁ!」
修練場に気合いの入った声が木霊する。
パンパンっ!
そこに手を二回叩く音が聞こえて
俺は構えを解いた。
???「はいはい、そこまで!」
尖った耳に綺麗な銀色の髪、そして美少女顔で、胸は……。
まあ触れないでいよう。
???「……失礼なこと考えなかった?」
ニコニコ笑いながら手をポキポキ鳴らし始める。
俺「い、いえ!
師匠、何も考えておりません!」
そうこれは俺の師匠だ。
ミア-バレンタイン
エルフで俺の恩師でもある。
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